こちらの情報によると、既存の
Kaspersky Anti-Virusユーザに対して2010年3月31日までライセンス期間を延長するためのライセンスキーファイルの配布をしているようです。
もともとは、Anti-Virus 2010の提供方法及び提供時期が検討段階であるため、Anti-Virusユーザに対し、上位バージョンであるInternet Security 2010などの導入を検討するための期間分と言う名目になっている。
私の勤務先では複数台のKaspersky Anti-Virusを利用しており、来年4月までにライセンス有効期限を迎えるPCが8台有った。
そこで、無料で延長されるならと、試してみることに。
http://www.just-kaspersky.jp/support/renew/kav2009.htmlまず、上記アドレスよりライセンスファイルをダウンロードします。
ダウンロードにはシリアル番号が必要になります。
・・・と言っても、今のところ
DL元のアドレスさえ知っていればシリアル番号が無くてもダウンロード出来てしまうようです。
ダウンロードした自己解凍形式のファイルを実行して解凍すればライセンスキーファイルが使用可能な状態になります。
あとは、Kaspersky Anti-Virusの画面を表示させ、アクティベーションウィザードから解凍したキーファイルを読み込ませるだけで有効期限が追加されます。
※JUSTSYSTEMのHPではライセンスの有効期限は2010年3月31日までとなっていましたが、実際に前記の操作を行うと、有効期限は2010年4月3日となるようです。
と言うことで、無事に有効期限が延長されたわけですが、実はこのライセンスキーファイルは
旧バージョン利用者がダウンロード出来る無償バージョンアップ用のKaspersky Anti-Virus 2009にも適用できてしまうようです。
つまり、Kasperskyユーザではない方でも、前記のライセンスキーファイルと無償バージョンアップ用のインストーラさえあれば約200日間もKaspersky Anti-Virusを試用?することが出来てしまうようです。
これを応用して、Kaspersky Anti-Virus 2009を購入し、購入したライセンスキーはアクティベートせず、前記のライセンスキーファイルで2010年4月3日まで使用し、期限が切れたところで購入したKasperskyのライセンスキーをアクティベートすれば通常の1.5倍の使用期間になるかも?・・・などと思ってしまったり。
ただし、Kaspersky Anti-Virusを利用中のユーザが上位バージョンの導入を検討するための期間として使用する以外はライセンス違反と思われますのでご注意を!
ちなみに、Kaspersky Internet Security 2010では1ライセンスで2台のPCでの利用が可能になるようです。
価格は2009年版の優待版の同じなので実質の値下げと言うことになりますかね。
と言ってもまだまだ他社よりも割高感がありますけど。
あと、今までは10ライセンスの製品だと10台別々の有効期限だったのですが、次期バージョンからライセンスの有効期限が2台1組になってしまうのは如何なものかと。