このため、接続速度が130Mbpsとなってしまいます。
DELLのサイトによれば、最大転送速度は270Mbpsとなっています。
使えるはずの速度が出ないというのは気持ちよくないですよね。
あまり知られていないようなので、今回はこのDELLの内蔵無線LANカードで40MHzバンド幅(270Mbps)接続する方法を紹介してみます。方法は簡単で、米国用のドライバを使用するだけです。
具体的な方法としては、まず、DELLのサイトから、ドライバをダウンロードします。
ダウンロードするときは機種選択でVostro 1510を選択してドライバをダウンロードします。
私の使用しているInspiron 1526用のドライバでは米国用ドライバが含まれていないようです。
面倒な方は以下のアドレスよりダウンロードしても良いです。
http://ftp.us.dell.com/network/R209077.exe
(2009年02月14日現在の最新版です)
ダウンロードが終了したら、実行して解凍します。
解凍したら、ドライバの更新だけでユーティリティ類が最新版になるかどうか分からないので、念のためsetupを実行しインストールします。
※ダウンロードしたファイルをダブルクリックで実行した場合は解凍後、自動的にセットアップが実行されます。02/16追記
インストールが終了したら、デバイスマネージャを表示させます。

次に、無線LANカードを見つけ、右クリック→プロパティを表示します。

「ドライバ」タブの中の「ドライバの更新」ボタンをクリックします。

「コンピュータを検索して〜」をクリックします。

「コンピュータ上の〜」をクリックします。

「ディスク使用」をクリックします。

ここで、先ほど解凍したドライバのフォルダ中にある「DRIVER_US」フォルダを指定します。

「Dell ワイヤレス 1505 Draft 802.11n WLAN Mini-Card」の方を選択し、「次へ」をクリックします。
以上で、インストール完了です。

270Mbpsで接続されるようになりましたでしょうか?
私の環境では、↑のように、接続されるようになりました。
通信速度を測定するサイトでチェックしてみると、20〜25Mbps程度だった下り速度が、25〜30Mbps程度に向上しました。
時間が取れたら家庭内LANでの速度差についても調べてみたいと思います。
ちなみに、私の使用している無線ルータ(ブリッジとして使用)は、WZR-AGL300NHです。
なぜ270Mbpsでの接続が出来ないのかはよく分かりませんが、電波法絡みなんでしょうかね?
2007年6月に一部改正される前は、20MHzバンド幅での利用しか出来なかったはずですから・・・。
※以下、02/16追記
11a/n(5GHz帯)環境では上記の設定で270Mbps接続が可能になりますが、11g/n(2.4GHz帯)環境では、デバイスマネージャで下記設定を行わないと、270Mbps接続になりません。
「詳細設定」タブ中の「Bandwidth Capability」の値を「11a:20/40;11bg:20MHz」から、「11a/b/g:20/40MHz」に変更します。

以上、画面はVistaでの設定例ですが、XPでも行うことは同じかと思われます。
もうすごく古い記事ですが・・・
この記事のおかげで、ネットに接続することができたので、お礼をコメントさせていただきます!
ありがとうございます!
ずっと「認識中」でつながらず、色々試しましたが駄目で・・・。
ドライバの更新日を見ると2006年・・・。
で、古いからどうかなーと思ったのですが、こちらにアップされている更新データを別パソコンからDLし、インストールしてみたところ、見事につながりました!
本当にありがとうございます!